蓬(よもぎ)のすごい秘密! 科学でわかった7つの可能性 

蓬(よもぎ)のすごい秘密! 科学でわかった7つの可能性 

沖縄では、蓬のことを「フーチバー」(フーチ=病、バー=葉)と呼び、ビタミンA、カルシウム、カリウム、鉄分など栄養たっぷりの薬草として愛されてきました。昔、調子が悪いときは、フーチバーの葉を煎じて(煮出して)その汁を飲む習慣があったそうです。この伝統ハーブを、最新の科学研究がさらに解き明かしています! 以下は、科学でわかったフーチバーの働きの可能性です(一般的な情報であり、効果は個人差があります。体調が気になる方は医師にご相談を)。

当ショップの非加熱酵素サプリには、フーチバー(蓬)の栄養がたっぷり入っています。このページでは、世界の論文(科学のレポート)から、蓬がどんな良いことをしてくれる可能性があるかをわかりやすくまとめました。

蓬の研究からわかった効果の可能性

科学の研究で、蓬には次のような働きがあるかもしれないとわかっています:

  • 体のサビ防止(抗酸化): 体を老化から守る効果が期待されます。
  • 肝臓の健康サポート(肝保護): 肝臓(体内の毒を分解する臓器)を元気に保つ可能性。
  • お腹の調子を整える(消化促進): 下痢やお腹の痛みを和らげるかも。
  • 女性の健康(婦人科サポート): 月経(生理)のトラブルや更年期(体が変わる時期)を助ける伝統的な使い道。
  • 痛みやけいれんの軽減(鎮痛・抗痙攣): 痛みや体のつりを和らげる可能性。
  • ばい菌やカビを抑える(抗菌・抗真菌): 傷や肌トラブルに役立つかも。
  • ガン予防や治療のサポート: 蓬の成分がガン細胞を攻撃する可能性。

以下では、これらの効果を調べた4つの論文を詳しく説明します。どんな実験をしたか、どんな結果が出たか、わかったことをまとめました。

蓬に関する科学的研究の詳細


論文タイトル / 出版年 / ジャーナル

実験の内容

結果

分かったこと

Significance of Artemisia Vulgaris L. (Common Mugwort) in the History of Medicine and Its Possible Contemporary Applications Substantiated by Phytochemical and Pharmacological Studies 2020 / Molecules リンク

過去の文献(古い本や記録)を集め、蓬の成分を分析。試験管内(in vitro: ガラス管での実験)と動物実験(in vivo: 生き物での実験)で、蓬の抽出物(エキス)を調べました。例: ラット(ねずみ)で肝臓(肝: 体の毒を分解する臓器)のダメージをテスト。

蓬の成分(フラボノイド: 植物の色素、セスキテルペンラクトン: 苦味の化学物質)が、抗酸化(体をサビから守る)、抗菌(ばい菌をやっつける)、鎮痛(痛みを和らげる)、抗痙攣(けいれんを抑える)、抗真菌(カビを抑える)効果を示しました。肝臓の保護効果も確認。

蓬は昔から「ハーブの母」と呼ばれ、現代でも肝臓の健康や女性の体調(月経不順など)に役立つ可能性があることがわかりました。

Mild moxibustion for Irritable Bowel Syndrome with Diarrhea (IBS-D): A randomized controlled trial 2022 / Journal of Ethnopharmacology リンク

ランダム化比較試験(RCT: 患者をランダムに分けて比べる実験)で、蓬の葉を使った艾灸(あいきゅう: もぐさで体を温める療法)を、IBS-D(下痢型の過敏性腸症候群: お腹が痛くて下痢しやすい病気)の患者に試しました。本物と偽物(プラセボ: 効果のないもの)を比較。

本物の艾灸グループは、下痢や腹痛(ふくつう: お腹の痛み)が減り、偽物より効果が高かった。蓬の刺激が腸の働きを助けた。

蓬を使った温め療法が、お腹のトラブルを和らげる可能性を示しました。伝統的な方法が科学でも有効かも。

Artemisinin and its derivatives: a promising cancer therapy 2020 / Molecular Biology Reports リンク

蓬に含まれるアルテミシニン(artemisinin: マラリア治療の成分)の派生物(派生した物質)を、試験管内でガン細胞に当ててテスト。細胞毒性(さいぼうどくせい: 細胞を攻撃する力)を調べました。

アルテミシニンがガン細胞を攻撃し、抗酸化作用でガン予防の可能性を示した。いろんなガン細胞に効果あり。

蓬の成分が、ガン治療の新しい薬として有望(ゆうぼう: 期待できる)かもしれない。ただし、もっと研究が必要。

Mugwort (Artemisia vulgaris, Artemisia douglasiana, Artemisia argyi) in the Treatment of Menopause, Premenstrual Syndrome, Dysmenorrhea and Attention Deficit Hyperactivity Disorder 2012 / Scientific Research Publishing リンク

蓬の種類をまとめ、動物実験でホルモン(体のバランスを調整する物質)の働きをテスト。更年期(こうねんき: 女性の体が変わる時期)、月経痛(げっけいつう: 生理の痛み)、ADHD(注意欠陥多動性障害: 集中しにくい状態)を調べました。

蓬にエストロゲン様作用(女性ホルモンに似た効果)があり、ホルモンバランスを調整。伝統的な使い道が裏付けられた。

蓬が女性の体調や集中力の問題に役立つ可能性がある。ADHDへの新しい使い方も議論された。


注意点

これらの研究は、蓬が体にいい影響を与える可能性を示していますが、すべての人に同じ効果があるわけではありません。当ショップのサプリは、蓬を含む80種類以上の素材を5倍濃縮して作っています。健康をサポートする一般的な情報としてお楽しみください。

アレルギーに関する注意: 当サプリの蓬は花粉を除去する洗浄工程を経ていますが、まれにアレルギー(かゆみなど)が出る場合があります。花粉症や食物アレルギー(例: ヘーゼルナッツ)がある方は、摂取前に医師にご相談ください。

参考文献

  • Significance of Artemisia Vulgaris L. (Common Mugwort) in the History of Medicine and Its Possible Contemporary Applications Substantiated by Phytochemical and Pharmacological Studies (2020). PubMed | PDF
  • Mild moxibustion for Irritable Bowel Syndrome with Diarrhea (IBS-D): A randomized controlled trial (2022). PubMed | PDF
  • Artemisinin and its derivatives: a promising cancer therapy (2020). PubMed | PDF
  • Mugwort (Artemisia vulgaris, Artemisia douglasiana, Artemisia argyi) in the Treatment of Menopause, Premenstrual Syndrome, Dysmenorrhea and Attention Deficit Hyperactivity Disorder (2012). PDF

文化的背景:

  • 「フーチバー(沖縄のヨモギ)」(2022616日、おきなわ物語)。リンク