さあ、あなたは目を閉じて
何かが発酵しているところを思い浮かべてみましょう。
ブクブクブク・・・
中から小さな泡が出ています。
なぜそんなに泡が出ているんだろう。
中で何が起こっているんだろう。
あなたはとっても小さな人間に変身して、
その発酵している液の中に飛び込みます。
ジャボン!
「うわー、なんだかドロドロしているぞ。」
身体中、ベトベトです。
ふと見ると
いろいろな形をした何かが盛んに動いています!
あなたは話しかけます。
「君たちはだれ?」
「微生物だよ。」
「何をしているんだい?」
彼らは、答えます。
「食べているのさ。」
「何を?」
「甘い糖が大好きなんだ。もうやめられない。」
彼らは一生懸命、
わきめもふらず、
糖をパクパク食べ続けています。
そして、よく見るとその食べたものが、
微生物の体の表面に、
細かくなって形を変えて出てきたり、
体の中で、
移動したりしていたのです。
それが「酵素」です。
(*画像はAI作成のイメージです。)